やりたいを止めるな!サラメシを観て思ったこと
NHKの番組「サラメシ」、好きなんです。
働く人たちのお昼ご飯を通して、人となりや働き方、人生模様を紹介しています。
先日、その番組で盲目の鳥居建人さんが在宅勤務中の昼食を自炊しているところが
放送されました。鳥居さんは全盲です。
卵焼きは、フライパンの上で手で卵を巻きながら作ってましたし、手指の感覚を頼り
に包丁を使って、サラダやお味噌汁も作られていました。
たまごを巻くときは熱そうだと思ってたのですが、スタッフの「熱くないのか」の
質問には「これも慣れですよ」と笑顔で答えてらっしゃいました。
胸に刺さった鳥居さんの言葉
鳥居さんのご両親はなんでもやらせてくれたそうです。
「先入観から危ないから、出来ないから止めるのではなく、なんでもやってみたら
良い。やったらできたのに、やらなかったから出来ないのはもったいない。
包丁で何度も切ったり傷だらけになったけど、工夫してできるようになる、慣れて
いく」
言葉は違うかもですが、そんなニュアンスなことをおっしゃってました。
その言葉は聞いて、自分はストップかけていたなって、グサッときました。
子どもに対しても、自分自身に対しても、やる前から安全な方、無難な方にって。
これからはやりたいことを、先回りして考えることをやめて、まずはやってみたら
良いって転換していこうって思いました。
もうひとつの繋がり
盲目の方がどうやって料理しているのか、個人的に気になっていたので、今回の
放送で納得できました。
なぜ気になっていたかは、一冊の本『あずかりやさん』です。
本の中では盲目の店主が一人で暮らしています。
もちろん料理でも掃除でもなんでもやります。
単純に、どうやって作っているのか気になっていたのです。
私の中で思わず繋がった本と番組でした。