tukiyamablogのブログ

日々の想い、モノ・コトを綴ります

子どもが学校に行けないと言ってきたら最初にやりたいこと

3年前の夏前、朝、急にうちの子が「学校に行けない」と言ってきました。

中学3年生でした。親の私はびっくり。焦りと不安、少しの苛立ちも感じていたと思います。

会社に行く時間も迫っているし、なんで?どうして行けないの?と切羽詰まった言い方をしてました。

 

今の自分なら、そんな自分にバカヤローです。

あの時、私は最初にどうすれば良かったのか。まとめておきたいと思います。

 

最初にかけたい言葉は「そっか。辛かったね。ゆっくり休もうね」でした。

”気持ちを受け止め、安心して休ませる” 

休んでいるときも、切ない気持ちがあるんだけど、休む前が一番苦しかったと、最近本人が話してくれました。

休みたいと言えたことは、本当に勇気がいったと思います。

その後、受診した精神科の先生には、「今は雨に打たれて震えている小鳥のような状態です。温かくして守って休ませることが必要」と言われました。

 

まずは、苦しくて、どうしようもなく辛い本人の気持ちをしっかり受け止めることですね。

 

次に、安心して休ませること。

当時の私、学校は休んでいるけど、本当の意味で休ませてなかったと反省しています。

今ならこうします。

・原因や詮索はせず、やりたいことをやらせる

・指示やアドバイスはしない

・ごはんは食べれらなくても用意しておく

当時の私は焦りと不安で、子にも自分自身にもせっついてばかりでしたね。。

 

 

原因や詮索はせず、やりたいことをやらせる

親としては、心配するし原因は何なのか、とても気がかりなところですが、

まずは本人のやりたいようにさせてみましょう。

眠る、テレビをみる、ベッドでゴロゴロする、何もしないボーっとする。。。

このまま、ずっとこうだったらどうしようって頭によぎるかも知れません。

でもさ、今はそういった時間が必要な時なんだって思います。

本人はやっと休める時間を得られたわけですからね。

 

 

指示やアドバイスはしない

早く元気になってほしいと散歩に連れ出したり、家にいるなら家事の手伝いしてよと、言ったり。

体動かしてみたら?など、本人にとっては苦痛でしかなかったようです。

家事をしても、みんなが学校に行っている時間にこんなことしてる自分に悲しくなったと話してました。ごめんなさいです。

 

 

ごはんは食べれらなくても用意しておく

温かいごはんやスープはホッとしますよね。一緒にゆっくり食べらると良いですね。

その時、食べられなくても「冷蔵庫にプリン入れておいたよ。食べたいとき食べてね」って声かけてあげましょう。

ここで注意があります。

うちの子、食べたフリをしていたのです。食器を流しに入れておけば食べたと思っているだろうと。。危険でした。 

本人を信じたいところですが、食事の残りやごみ箱の確認が必要なときもあります。

 

 

そして、もう一つ大事なことです。

自分自身を労わる時間を持つこと

心配ばかりで参ってしまわないように。笑顔を保つためにも!

コーヒーをゆっくり味わう。お笑いを観る。とにかく寝る。。

自分で自分を労わることは絶対必要ですね。

 

 

親も子もちょっと落ち着いて、元気になってきてから、これからのことを考えていけば良いんだと思えます。

大事なことは、学校に通うことではなく、本人が穏やかに健やかに過ごせることです。

 

山あり谷ありですが、ゆっくりと楽しみも見つけつつ、進んで行きたいと思います。

 

 

お読みいただきありがとうございました。感謝☆